「建設業許可を自分で取るには
どうすればいい?」
はじめまして、太田哲郎と申します。
わたしは、福井県福井市で
行政書士をしています。
福井で生まれ、個人で建設業を営む
父の背中を見て育ちました。
自身も建築・不動産の営業経験があり、
建設業はわたしにとって
なじみ深いビジネスです。
今回の記事が、建設業許可を
自分で取りたいと思っている
あなたの一助になれば幸いです。
書類作成の手順
①都道府県のホームページから、
建設業許可の手引きをダウンロード
福井県 建設業許可申請の手引き
②国交省のホームページから
申請書類作成ソフトを
ダウンロード(無料)
申請書作成ソフト
(国交省のホームページへ
リンクしています。)
③手引きを見ながら
申請書作成ソフトで書類作成
④手引きを見ながら
添付書類を準備
⑤提出
※提出先は、福井県の場合は
福井土木事務所となります。
具体的な書類や許可要件などは
手引きに載っています。
以下の記事でも要約して
解説していますので
よろしければご参照ください。
つまづきポイント
個人事業主が建設業許可を
申請する場合、注意してほしい
つまづきポイントがあります。
①白色申告をしている
確定申告には青色と白色がありますが、
白色の場合、提出書類である
貸借対照表と損益計算書の
作成が難しいかもしれません。
青色申告の場合、貸借対照表と
損益計算書を作成しますが、
白色申告の場合は収支内訳書しか
作成しないからです。
青色の方が税制のメリットも大きいので、
もし現在白色申告をしているのであれば、
来年は青色申告に変更してみては
いかがでしょうか。
以下の記事の中ほどに
青色申告について解説していますので
ご参照ください。
②実務経験の証明
建築士や技術士、施工管理技士などの
国家資格がある場合などは
実務経験の証明は必要ないのですが、
そうでない場合は、
最長10年の実務経験を
証明する必要があります。
具体的には、
■10年分の契約書
■10年分の通帳と請求書
■10年分の確定申告書
などで証明します。
実際に必要な書類は、
提出先で確認いただく必要があります。
それなりの規模の法人であれば
10年前の契約書や請求書を
保存しているかもしれませんが、
個人事業主の場合だと
破棄していることも
多いかもしれませんので
注意が必要です。
◆
以上が建設業許可を自分で取る方法です。
ぜひがんばって挑戦してみてください。
コメント