売れない土地の特徴

不動産

相続で土地を取得した際、
国税庁の定める相続税路線価をもとに
土地の価格を算出するのですが、

いざ売ろうとしたら
思うような価格で売れない、
ということがよくあります。

土地を買う人というのは、
その土地に家を建てるなど
何らかの形で活用しようとしているので、

その目的が達せられないようであれば、
いくら立地条件が良くても
絶対に買わないわけです。

今回はこれに当てはまったら
売れないという土地のポイント
について解説します。

道路との高低差

昔は洪水から家を守るため、
あるいは隣の家よりも
高さのある家が立派な家である
という風潮などにより、

敷地に盛土をしてできるだけ高くするのが
良いとされてきました。

ですが、今は車社会です。

道路と30センチも高低差があれば
敷地内に車が入ることができないため、
土砂を撤去する土木工事が
必要となります。

さらに高低差が1mを超える場合は
たいへんです。

擁壁が必要となるため、
土地を活用しようとすると
多額の費用が発生してしまいます。

上下水道 引込無し

土地内に水道と下水道が
引き込まれていない場合は、
前面道路から上下水道を敷地内に
引き込む必要があります。

引込費用は1mあたり20万円ほど。

前面道路に水道と下水道の
本管がある場合は、
100万円ほどかけて
引き込まなければいけません。

近くに上下水道の本管がない場合は、
土地を買うよりも高い金額が
かかることもあります。

用途地域の北側斜線制限

住宅街だからと言って
安心できるわけではありません。

用途地域が低層住居専用地域の場合は、
北側が影にならないように
配慮が求められます。

敷地のサイズによっては
希望する建物を建てることが
できないこともあります。

前面道路が狭いと道路斜線制限に
引っかかる場合もあり、
たいへん注意が必要です。

がけ

がけといっても東尋坊のような
断崖絶壁ではなく、山の斜面のことを
指しています。

かなり離れているから大丈夫だろうと
思って甘く見てはいけません。

土砂崩れの危険があると
自治体が設定しているエリアで、

例えばその土地に何か建物を
建てようとした場合、
土地の所有者に対して
厳重な対策が求められます。

だいぶ離れていてまず大丈夫だろう
という土地であっても
詳細な図面と書類の提出が
必要になってきます。

このように、さまざまな理由で
土地の価格は下がります。

逆に上記のような要素が無い場合は
少なくとも路線価以上の価格で
取引できる可能性が高いでしょう。

土地はそれ単体でみても
実は価値が分かりづらいです。

買う人がどういう目的で買うのか
ということを理解することこそが、
土地を高く売るポイントです。

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