行政書士は得意分野に
専門特化すべきか、
それとも何でも幅広く
対応した方がいいのか問題ですが、
最近は専門特化派が
多いように感じます。
行政書士業務のメインどころでいうと
相続、建設業許可、車庫証明ですが、
風営法や入管業務、補助金、民泊などを
専門にしている先生も多くいます。
逆に何でも派の先生は、
行政書士業務はあくまでサブ、
税理士業務や社労士業務、
不動産、介護、古物商、旅館業など
メイン業務のサブ的位置づけとして
行政書士業務を行っています。
じゃあ、どっちがいいんだ!
ということですが、
個人的なオススメは
やはり専門特化です。
専門特化と言っても
相続とか建設業許可といった
行政書士業務というくくりの
専門特化ではなくて、
業種や分野の専門特化です。
たとえば不動産関連の手続きを
専門とするのであれば、
宅建許可、開発許可、農転許可、相続が
主な業務となり、
職人さんとも絡むのであれば
建設業許可や産廃収集運搬業許可も
関わってくることになります。
さらにCAD図面が作れるのであれば
風営法許可にも対応できます。
不動産関連の手続きであれば
何でも対応できます!
ということになれば、
他の先生との差別化になりますし、
理系行政書士として
認知されることにもつながります。
専門特化というからには、
本では決して学ぶことのできない
知識や経験を持っていることが必要です。
大卒で社会経験を全く積まない状態で
いきなり行政書士という人は
少ないと思います。
これまで働いてきた経験から、
つながりのある分野は何か、
密接にかかわる行政書士業務は何か
ということを考えてみてはいかがでしょうか。
…何もない?
だったらバイトです。
業務に関係のありそうなバイトを
探してみましょう。
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