素人に分かりづらい少年野球のルール

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野球のプレイの種類は、約500あるそうです。

私は、小学校のころソフトボールをやっていましたし、プロ野球のテレビ中継を見るのも好きでした。公園で友達と野球をしたりもしていました。だから初歩的な野球のルールは知っています。でも、細かいルールまでは分かっていませんでした。

子どもが少年野球を習い始めました。チームの人数が少ないので、試合に出してもらえます。時間があれば試合を見にいってるのですが、たまに審判に試合が止められてたり、ランナーが進塁したりすることがあり、なんでそうなったのかさっぱり分からないことがありましたので調べてみました。

ピッチャーのルール

少年野球では、フォアボールが連発するため、塁上にランナーがいるのが常といっても過言ではありません。ですからピッチャーはセットポジションから投球するのですが、その場合にルールがあります。

ピッチャー セットポジション
  1. バッターに向かって立つ
  2. 軸足(右投げなら右足)をプレートに触れる
  3. ボールを両手で体の前で持つ
  4. 静止する
  5. 投げるor牽制球orプレートから足を外す

ボールを両手で体の前で持つ、というのはグローブの中でボールを持つということです。その状態で静止しないといけません。

ボーク

ボークとは不正投球のこと。つまりピッチャーのルール違反です。ランナーが盗塁できないように騙したり、卑怯な行為をしたりするのを防ぐために作られたルールです。

ボークが宣告されると塁上にランナーがいる場合、ランナーは次の塁に進むことができます。ランナーがいない場合は反則投球として。ボールになります。ボークのボールを打ってホームランになった場合は、ホームランが認められます。

少年野球でよくあるボーク
  1. 投球動作の中断
  2. 投げる前に静止しない
  3. 紛らわしい行為
  4. 1塁or3塁に牽制するマネをする
  5. バッターに正対しないで投げる
  6. 投げ損ない

投球動作の中断

サインを再確認するときなどによく起こります。一度投球しかけてやめてしまったらボークです。

投げる前に静止しない

ピッチャーは、投げる前に体の前でボールを持ち、静止しなければいけません。いきなり投げちゃダメというルールです。ランナーをだますような卑怯な行為はするな、ということです。

紛らわしい行為

投球動作に入ったと見せかけて牽制球を投げる、ジャンプして牽制球をするなどです。

1塁or3塁に牽制するマネをする

2塁にランナーがいる場合は、2塁に向かって牽制球を投げるマネをするのはボークではありません。プレートから足が外れていれば、1塁だろうが3塁だろうが牽制球を投げるマネをしてもかまいません。

バッターに正対しないで投げる

ピッチャーは投げる前にバッターと正対しなくてはいけません。正対とはピッチャーがバッターを見ていて、バッターもピッチャーを見ている状態のことです。バッターが構える前の状態だったり、足元をならしていたりするときに投げてしまうのはボークとなります。

投げ損ない

ピッチャーが投げるときにボールを落としてしまうことです。少年野球ではちょこちょこ見られます。ランナーがいないときは、無かったことになります。

インフィールドフライ

故意のダブルプレーを防ぐためのルールです。ノーアウトかワンアウトの状態でランナー1・2塁もしくは満塁のときに内野フライが上がったら、バッターアウトになります。

ランナー1・3塁の場合は、宣告されません。ライナーの場合も宣告されません。

故意落球

故意のダブルプレーを防ぐためのルールです。ノーアウトかワンアウトの状態で ランナーが一塁にいるときに起こります。ライナーをわざと落としてダブルプレーを狙うのを防いでいるルールです。

ライナーをわざとショートバウンドにしてダブルプレーを取るのはOKです。バントの小フライをわざとワンバンさせてダブルプレーを取るのもOKです。少年野球でそんなことをする子は見たことないですが。

まだまだ難しいルールがあるようですが、少年野球でよく見かけるものをまとめました。子どもに負けないようにしっかり覚えておこうと思います。

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