戦わない護身術

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あおり運転などの
交通トラブルのニュースが
連日のように報道されている

からかどうかわかりませんが、
巷ではひそかに護身術ブームであり、

護身術の本を読んだり、
護身術の教室で学んでいる方も
いるかもしれません。

ただ、その護身術を現実の場面で
使うのはたいへん難しいです。

多くの護身術は、相手の暴力に
対処することが前提ですが、
実際にはそれでは遅いのです。

本気で襲ってくる人間は
刃物を隠し、
相手の不意を突いて
突然襲い掛かるからです。

こんなときは草食動物が
危険を瞬時に判断して
一目散に逃げるかの如く、

相手が行動に出る「前」に
察知して回避する、
あるいは危険人物を見極めて
距離を置く必要があります。

「戦わない」

これが最強の護身術です。

こんにちは。
福井県福井市の行政書士、
太田哲郎です。

この仕事をしていると
様々なお客様とお会いします。

その中で極々稀に変わったお客様がいて、
そのようなお客様の依頼を受けると、
時にとんでもないトラブルに
巻き込まれたりするわけです。

今回は、心理学・読心術・人相学などを
複合的に用いて危険を事前に察知する、

「戦わない護身術」について
紹介していきたいと思います。

一般的な護身術の注意点

実際に護身術を使って戦うのであれば、
法律の解釈と社会的な責任を
理解しておく必要があります。

たとえばトラブルに巻き込まれた際、
激高した相手が殴り掛かってきたので
こちらも殴り返した。

このようなケースでは

「先に殴ってきたのは
 あっちだから正当防衛だ」

という主張が通らないこともあり、
お互いが民事刑事で訴えるケースに
なるかもしれません。

数人がかりで襲われたので
傘や護身用の警棒などで
全員殴って制した場合でも、

相手に「突然暴力を振るわれた」と
主張されてしまうと、
客観的な証拠がなければ
覆すのが難しかったりもします。

ですから、直接的な危害に対して
対応するよりも、
相手が行動に出る前に回避する方が
優先順位が高いわけです。

危険人物の見分け方

戦わない護身術の基本は
危険人物に近寄らないことです。

危険人物の見分け方は
とても簡単です。

「なんだ、あたりまえじゃないか」

と思われるかもしれませんが、
そのあたりまえが、
とても重要なことなのです。

たとえば人相学で言うところの三白眼は、
危険人物を察知するための
分かりやすい指標のひとつです。

三白眼とは、黒目の上や下に
白目が見えている状態のことで、

上三白の場合は人を見下している、

下三白の場合は、
狡猾に相手の出方をうかがっている

ということが多いです。

フラッシュリーディング

相手をパッと見て
ある程度その人を分析する技術は、
フラッシュリーディングと
言われています。

そして、分析の精度を高めるために
必要なのが「三点一致の原則」です。

たとえば、人相学的に
相手がウソをつくタイプの場合、

これを補完するために人相以外の要素
(しぐさ、声、臭い)を
合わせてチェックして、

三点以上の以上の兆候があるかどうかを
見るということです。

もし、以下の要素が3つ以上
当てはまるようなら要注意です。

■語尾が強い
■眉毛が頻繁に動く
■頻繁に威嚇の行動を取る
■声が大きい
■顎を突き出す
■感情が顔に出る
■伏し目がち
■視線が泳いでいる
■歩き方が不自然
■独り言を言っている
■酔っているような動き
■服装のバランスが不自然
■手が汚い
■衣服が汚い
■髪が洗っていなくてボサボサ
■目が血走っている
■呼吸に乱れがある
■体臭がきつい

このような人には
そもそも近づかないと思いますが、
もし近づいてしまったのであれば
できるだけ早く離れるようにしましょう。

護身グッズ

護身グッズには、
警棒、催涙スプレー、スタンガンなど
いろいろありますが、

所持すること自体が場合によっては
法に触れる可能性があります。

武器とみなされるものは
持たない方が無難です。

それよりも、逃げることが重要です。

そのための備えとして
有効なのは強い光が出せる懐中電灯です。

小さい物であれば、
12センチくらいで1000ルーメン、

中には軍事用で10000ルーメンもの
強い光を出すことができるものもあり、

とんでもなく明るく、
目くらましが可能です。


警察官なども携帯しており、
相手には後遺症などのリスクなく
戦意喪失させることができるので
おすすめです。

いろいろな人がいます。

利用するだけしてやろうと
近づいてくる人、

だまそうとしてくる人、

優しく親身になって
接してくれる人。

護身術を意識することで
危険人物から離れることができ、
また、信頼できるパートナーと
出会うことにもなるかもしれません。

この記事によって、
あなたが不快な思いをすることや
つまらないトラブルに巻き込まれることを
少しでも減らすことができれば幸いです。

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