【行政書士という仕事・考え方⑦】補正が出たときに、一番大事なこと

行政書士

建設業許可などの申請をしていると、
避けて通れないのが「補正」です。

行政から、

  • 追加資料の提出
  • 説明の補足
  • 内容の修正

を求められる場面ですね。

補正が出ると、

「失敗した」
「通らないのでは」

と不安になる方も多いですが、
補正そのものは珍しいことではありません。

今日は、
補正が出たときに一番大事だと思っていること
を書いてみます。


補正=悪い申請、ではない

まず前提として。

補正が出たからといって、

  • 申請が間違っている
  • 許可が遠のいた

というわけではありません。

むしろ実務では、

  • 論点が整理される
  • 行政の見ているポイントが分かる

という意味で、
前に進んでいるサインでもあります。


一番やってはいけない反応

補正が出たときに、
一番避けたいのがこの反応です。

  • その場で言い訳をする
  • 感情的に反論する
  • すぐに資料を送り返す

焦って対応すると、

  • 本質的な論点を外す
  • 説明がブレる
  • 後で整合性が取れなくなる

ことがあります。


私が最初にやること

補正が来たら、まずやるのは
内容を分解することです。

  • 事実確認なのか
  • 解釈の問題なのか
  • 説明不足なのか

これを切り分けます。

補正は一つに見えて、
実は複数の論点が混ざっていることも多いです。


「その資料」ではなく「なぜ求められたか」

補正対応で重要なのは、

何を出すか
ではなく
なぜそれを求められているか

を理解することです。

理由を理解しないまま資料を出すと、

  • 再補正
  • 追加質問

につながりやすくなります。


補正は行政からのヒントでもある

実務感覚として、
補正内容は

「ここが判断材料として足りません」

というメッセージでもあります。

つまり、

  • 行政がどこを見ているか
  • どこが弱点になっているか

を教えてくれている面があります。

ここを丁寧に読み取ると、
その後の対応がかなり安定します。


スピードより整合性

補正対応では、

  • 早く返す
    より
  • 整合性を保つ

方が重要です。

  • 過去の説明と矛盾しないか
  • 今後の変更・更新でも通用するか

ここを確認してから対応する方が、
結果的に早く終わります。


補正は「関係性」が見える場面

補正のやり取りは、

  • 行政との信頼関係
  • 申請全体の安定性

が表れる場面でもあります。

  • 誠実に対応する
  • 不明点は確認する
  • 無理に押し切らない

この積み重ねが、
後の手続きにも影響します。


まとめ(結論)

  • 補正は珍しいことではない
  • 焦って反応しない
  • 「なぜ求められたか」を理解する
  • スピードより整合性を重視する

補正は、
申請の弱点が見える瞬間です。

だからこそ、
ここで丁寧に向き合えるかどうかが、
結果の安定性を左右します。

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