行政書士を副業とするのに
向いている人の特徴ベスト3を
ランキング形式で
ご紹介したいと思います。
まずは向いている人から。
副業行政書士に向いている人
3位 趣味がない人
おすすめ度 ★★★
熱中できる趣味がある人が、
正直羨ましいです。
趣味がある人は、副業なんか考えず、
ぜひそれに集中してください。
その方が、絶対に人生豊かに
なると思います。
副業行政書士に向いているのは、
むしろ趣味がない人です。
休みの日にやることと言えば、
パチンコかゲームか
アマゾンプライムで映画を見る
くらいしかやることがないという人、
けっこう多いのではないでしょうか。
もしそうであれば、
ぜひ副業行政書士を
始めてみてください。
何がいいって、
とにかくビジネスの勉強になります。
行政書士の業務範囲は、
ものすごく広いですから、
表面的に実務の内容を知るだけでも
社会勉強になりますし、
マーケティングやセールスについて
学ぶことで、自分の力でお金を稼ぐ
力がついていきます。
本業があるんだから、
仮に仕事がほとんどなくても
いいじゃないですか。
副業行政書士は、
副業としての仕事がなくても
自分にとってプラスになる
というのが、最大の魅力です。
2位 本業が接客業
おすすめ度 ★★★★
飲食でもアパレルでも、
とにかく何でもいいのですが、
人と会う仕事をしている人は
副業行政書士に向いています。
行政書士も極論すれば接客業です。
人と会い、
困っていることをヒアリングし、
解決策を提案する。
そのためにはまず、
お客さんと会わないと
話になりません。
ホームページを作ったら
お客さんが来てくれるかと言ったら、
そんなことはなく、
お客さんは、結局自分で出会いに
行かなければいけないのです。
接客業は、多くの人と出会います。
そして、平日休みのことが
おそらく多いでしょう。
だから、役場にいかなければ
ならないような仕事であっても
時間が取れます。
お客さんと出会うチャンスがあり、
仕事をする時間も確保できる接客業は、
副業行政書士という働き方を
考えてみてはいかがでしょうか。
1位 本業が行政書士業務と関連している
おすすめ度 ★★★★★
行政書士を副業とするには、
仕事と時間を確保しなければ
いけません。
その両方を確保できるのが
「本業が行政書士業務と
密接に関連している人」
です。
具体的には、
不動産業、銀行、保険屋、
建築関係の仕事をしている人。
これらの仕事は、
行政書士の業務と関連が深いです。
仕事をしていると、本業のこと以外で、
お客様から様々な相談を受けることも
あるでしょう。
たとえば不動産業であれば、
取引業者の建設業許可、
お客様からの相続相談、
開発許可に係る書類の作成、
農地法許可や届出
といった大きな仕事もありますし、
土地境界に関する覚書、
金銭貸借に係る契約書の作成、
賃貸契約に係る念書の作成など
権利義務に関する書類の
作成依頼のような細かい仕事も、
それこそいくらでもあります。
さらに大きなメリットとして、
本業と関連しているため、
本業を一生懸命やることが、
ダイレクトに副業に生きてくる
という効率のよさがあります。
むしろこれらの仕事をしている人が
行政書士を副業としないのは、
損ですらあると思います。
副業行政書士に向いている性格
副業行政書士に向いている
性格を挙げてみます。
①行動力がある
②向上心がある
③コミュニケーション能力がある
④素直かつ謙虚である
①行動力がある
「頭を使う仕事は体を使え。
体を使う仕事は頭を使え。」
副業行政書士を開業したとしても、
待っているだけでは仕事はありません。
人に会うことが仕事につながったり、
ブログやSNSで情報発信することで
自分の存在を知ってもらったり、
マーケティングやセールスを学ぶことで
ビジネス力を高めていったりと、
副業とはいえやることは
たくさんあります。
行動しなければ何も始まりません。
やるべきことを後回しにせず、
時間がないときほど
営業活動に注力する行動力が
副業行政書士には必要です。
②向上心がある
行政書士の仕事は
とにかく業務の幅が広く、
一つ一つの業務の奥が深いです。
ある程度経験を積んだ
行政書士であっても、
やったことがない仕事を依頼される
ということはざらにあり、
行政書士に関連する
すべての業務を把握している人は、
まずいないでしょう。
行政書士は、
合格してから学ぶことが断然多く、
仕事を続けていく限り、
勉強の連続です。
常に新しい知識を学ぶという
向上心がないとやっていけません。
③コミュニケーション能力がある
行政書士はサービス業です。
お客さんとしっかり
コミュニケーションが取れなければ、
必要なサービスを
提供することができません。
お客さんからの信頼を獲得するには
コミュニケーションスキルは
必須なのです。
コミュニケーションスキルというと、
つい会話力をイメージしてしまう
かもしれませんが、
決してそんなことはありません。
ボディランゲージも
コミュニケーションですし、
メールやライン、SNSでのやり取りも
立派なコミュニケーションです。
一期一会という言葉があります。
お客さんとの出会いを
大切にする心が
とても大事なのです。
④素直かつ謙虚
行政書士の仕事は常に勉強です。
法律や制度は改正されますので
そのたびに最新情報を
インストールしなければ
いけないですし、
副業とはいえ、
経営者視点でビジネスを
理解する必要もあります。
すべてのことから素直に学ぶ
という謙虚な姿勢を
常に意識しましょう。
行政書士登録をすると
「先生」と呼ばれます。
調子に乗って、お客さんや
役所の担当者に横柄な態度を取るような
ことがないよう、注意したいものです。
・・・
以上が、副業行政書士に
向いている人の特徴です。
一つでも当てはまるようなら、
たぶんあなたは、副業行政書士に
向いていると思います。
行政書士は、業務範囲が広い分、
無限の可能性があります。
副業行政書士で、
将来専業を目指すもよし、
本業のサポートをするもよし、
新しいサービスを考えて提供するもよし。
大変な思いをして、
難しい試験を突破したのですから、
行政書士の資格を持っているのであれば、
ぜひその資格を「副業行政書士」として
生かしてみてはいかがでしょうか。
コメント