雀魂 ~じゃんたま~ 4人麻雀 東風戦オンリーの場合の限界段位について

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2025年1月 雀豪到達

 2025年、今年に入ってから雀魂という無料オンライン麻雀ゲームを知ったので、試しにやってみたところ思いのほか楽しくて、あれよあれよという間にどっぷりつかってしまいました。画面の向こうに人間がいるということで、コンピューター相手に打つのとは全然違い、レベルが上がるにつれて相手の息遣いというか緊張感というか、そんなものもなんとなく感じられるようになりました。

 仕事終わりや休みの日にログインするとあっという間に時間が溶け、睡眠不足の日々が続いております。これまではリアルな麻雀オンリーでやってきましたが、麻雀打ち同士、お互いになかなか時間が合わず、年に数回卓を囲む程度で消化不良のところもあったので、友人の勧めで雀魂をおっぱじめたとたん、凝り性の私は一発でハマってしまったというわけです。

 やり始めて1か月、割とトントン拍子で雀豪になれましたのでここらで感想を述べたいと思います。私は4人麻雀の東風戦しかやってないので半荘戦のことは分からない分からないという点、ご了承ください。

 まず初心時代、銅の間で驚いたのが役無し裸単騎テンパイです。大明槓からドラをモロ乗せ、喰いタンかと思わせといて最後に1筒チーにゃの裸単騎にはおったまげました。忘れもしません、1戦目です。そんなストロングスタイルの相手に正攻法の私は勝てるはずもなくベタ降りしてしまったすっとこどっこいな私は3着フィニッシュ。ネット麻雀の恐ろしさを思い知らされました。それ以外にも、これまで打つのが遅いなぁ、と思っていた相手が急に秒で打ち出し、実は強い人?と思ったら何のことはない、落ちてツモ切りマシーン化しただけだったり、オーラスで思いっきりラス確の1000点を上がってきたりと私がこれまで培ってきた麻雀の常識を木っ端微塵にぶち壊してくれました。もちろんそれなりに強い人も混じっているようで玉石混交。楽しく麻雀を打つには持ってこいなのが銅の間であり、いい思い出になりました。もう入れないのがちょっと残念です。

 続いて雀士時代、初心から雀士までは麻雀のルールさえ知っていればすぐに上がれます。雀士になると銀の間に行けるので専らそこで打つことになりました。銀の間はレベルが上がっていて役無し裸単騎など意味不明電波打ちの方は皆無、それなりに麻雀を知っていないと勝ちあがれません。ここで私は、雀士から次の雀傑にいくまでかなりのポイントが必要でラスを食ったら痛い目に合うということを覚えました。また、連続で負けるとコインがなくなってしまって銀の間で打つことができず、仕方なく銅の間で打つこともありました。銀の間には雀士だけど強い人も結構いますし、上の段位の雀傑とも対戦するので、なかなかどうして緊張感のある麻雀が楽しめます。まじめにやらなきゃ刈られる、それが銀の間だと思います。

 雀傑時代、金の間に初めて入ったときに、対面が親の小四喜・字一色96000点を下家から上がりまして、あーこれは牌操作やってんな、とそのときは感じてしまいました。金の間はレベルが上がっているのですが、銀の間と違って東風戦の参加人数が少なく、みんな半荘戦をやっているようです。なんで?それと中国人と思われる名前の人たちとのマッチングが多くなります。初手からポンいーはー、ツーいーはーと手配を晒す晒す。あっという間にテンパイして上がりを拾っていく独特のスタイルです。私は基本的に面前派で、それまでは副露率が15%ほどだったのですが、適切に鳴いていかないと間に合わないなと思い、鳴きをを学びました。

 雀傑★のときは、けっこう負けてコインがなくなり、仕方なく銀の間で打つこともありました。★★になるころには鳴き麻雀にもある程度慣れてきて、互角以上の勝負ができるようになりました。上の段位の雀豪との対戦もあり、バラエティー豊かで様々な局面に対応できる応用力が必要だと感じました。ただ、リーチに関しては何も考えずベタ降りしてくる人も多くて、テンパイ即リー全ツッパが割と通用する場面も多かったです。

 牌操作があるというXのポストを見たことがあるのですが、400回以上東風戦をやってきて、それはたぶんないだろうなと思っています。確かに違和感はあるのですが、手積みから全自動雀卓に変わったときにも同じように山に違和感があったので、そんなもんかなと思っています。また、段位の差ですが巷でいわれているほど雀士、雀傑、雀豪で実力に大きな差はないように感じました。寧ろ個人差の方が大きく、雀士で強いなと感じることもあれば、雀豪でもあれ?という人もいたりしてばらつきが大きいです。雀豪以降は段位を上げるために必要なポイントがかなり大きく、それなりに打ち込まなければならないので、必然的に実力が上がり、結果として実力差はなくなっていくだろうと思いました。

 ということでここ1か月、さすがに雀魂で遊びすぎたので、少し控えて仕事をします。

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追記1 2025年2月 雀豪2到達

 高校で麻雀を覚えてから麻雀にどっぷりとハマり、何時間でも打ちたいと毎日思っていました。ですが、面子が揃わないとできないですし、スロットにも行きたいし、勉強もしないといけないので満足するまで目一杯打つことがなかなかできなくて、いつもモヤモヤしていたのを思い出します。だから雀魂で自分が満足するまで打てるということ自体が本当にうれしい。

 ということで2月に入ってからも結局せっせと東風戦を打ち続けているわけでして、最近ようやく雀豪2に昇段することができました。雀豪1と2の間には大きな差があって多くの人苦しんでいる、雀傑と雀豪をループする人が多い、などと言われているようですが、ひとまずは降段なしにストレートで上がれてほっとしています。東風戦を700回、半荘を3回(目押しミスでした)やってます。

 とはいえ順風満帆にここまで来たわけではなく、いわゆる地獄モードも経験しました。何やってもトップ取れない、連続でラスを引いてしまう、リーチ掛けたら押し返されてロン牌をつかむ、ベタ降り決めたら捨て牌でドラ5上がってる、など堪え難きを堪え、忍び難きを忍びここまで来たわけです。

地獄モードの堪え方

 ある程度段位が上がってくるとやらなければいけないことが分かってきました。それは地獄モードの堪え方です。地獄モードは雀魂だけでなくリアル麻雀でも経験があるためある程度のしのぎ方が分かります。嵌ってしまうと一気にポイントが持っていかれるので早く抜けないといけません。

 地獄モードで一番悪い状態なのは、コソコソ逃げ回ってツモられ貧乏です。ツモられて相手をますますツかせる、これがまずい。

 降りるだけならだれでもできます。リーチがかかろうが、見え見えの染め手仕掛けだろうが、まっすぐ正しい手順で打つ。これが地獄モードの基本的な堪え方になるわけです。

 リーチがかかったり、聴牌気配を感じるとすぐに相手の待ちを読もうとするのは大間違いで、待ちなんか誰にもわからないです。振り込んだってかまわない。ある程度正確に読まなければいけないのはむしろ相手の点数です。5800と思って降ったら18000だった、8000覚悟してたけど2600だったという読みのズレの大きさを測り、自分の状態がどのくらい悪いのかを判断することがとても大切です。

 さて、振り込みを恐れず正しい手順でまっすぐに打つということですが、ここで問題なのは、正しい手順って何?ということです。タンピン系の好配牌なら素直に打てばいいし、役牌が対子なら素直に鳴いていけばいいからシンプルです。ちなみにこの場合は、たいてい成就することなくイーシャンテンでグダグダして放銃というのがテンプレです。

 ただ本当の地獄モードで希望を持たせるような手は来ません。だいたいがドラのないカンチャンペンチャンばかりのバラバラ4シャンテンや、謎の対子が3つだけというどうしようもない配牌ばかりがきます。このような場合は、たとえラス目の親番であっても配牌降り、字牌絞り、序盤から中張牌切りになったり、一直線で七対子を狙い、染め手ブラフ、国士ブラフなどを考えなければいけません。間違っても序盤にポツンと1枚だけある字牌のドラを切ってはいけないのです。

 また、スピード感も重要です。たとえば満貫や跳満振り込んだ時、あるいはチャンスっぽい手を安く潰されたときの自分の手牌が何シャンテンなのか、聴牌やイーシャンテンならまだしも、1面子もできていない状態であれば以降は食い仕掛けを考える必要があります。それは上がるための食いではありません。赤5やドラなど相手が鳴かれたらいやだと思う牌をあがりに関係なく鳴いていくわけです。ビビッて相手が降りてくれればラッキーですし、仮に相手上がったとしてもドラを鳴いてる分だけ安いはずです。

 上がりに向かうことが正しい手順というわけではありません。上がりに向かわないことが正しいこともある、ということを理解するのはとても重要です。地獄モードに限らず、常に正しい手順でまっすぐ打つことを意識していれば多少不運が続いても怖くなくなるはず。他にもオリジナルのしのぎ方はいくつかありますが、基本的には私はこれで活路を開いてきました。何かの役に立てれば幸いです。

2025年2月 東風戦オンリーの場合の限界段位

 丸2か月東風戦だけで950局戦ってきて、そのうち624局が玉金。成績はご覧の通りでした。豪1から豪2に上がるのがしんどくて、豪2になってからはジリ貧。雀傑時代は防御無視でオラオラ行けば、勝ったり負けたりでポイントが増えていきましたが、雀豪からはポイント配分が悪くてラスを連続で引いてしまうと一気に数百ポイント吹っ飛んでしまいます。

 雀傑時代のイケイケ癖が抜けなくて、高めの放銃率になってしまいましたが、でかい放銃を1発demでもしてしまうとよほどのことがない限り浮上できません。

 金の間東風戦では、ごくまれに謎の微差のトップ目が大明槓でラス目のドラを増やしてあげたり、素っ裸単騎で親っパネに振り込む奇特な方もおられます。ですが、金の間の東風戦にいる雀傑2-3も十分強く、決して楽勝ではありませんし、連勝しないとポイントが増えず、ラスのポイント配分がエグいので、雀豪には不利です。

 また、玉の間東風はさらにレベルが高く、500戦以上東風のみでやってきている猛者が何人もいて、2万点台黒棒数本差のトップ争いが頻発。神経をすり減らされます。

 東風戦のみで雀聖以上に上がれる人は、間違いなく強いということがこの2か月で身をもって体感しました。そんな人いるの?

 ということで私は、東風のみで豪2まで何とか来れましたが、これ以上となると私の実力では上がれないと判断したため、今後は半荘戦でもエンジョイしていこうと思います。