雀魂 ~じゃんたま~ 4人麻雀 東風戦でどこまでいけるか?

趣味

 今年に入ってから雀魂という無料オンライン麻雀ゲームを知ったので、試しにやってみたところ思いのほか楽しくて、あれよあれよという間にどっぷりつかってしまいました。画面の向こうに人間がいるということで、コンピューター相手に打つのとは全然違い、レベルが上がるにつれて相手の息遣いというか緊張感というか、そんなものもなんとなく感じられるようになりました。

 仕事終わりや休みの日にログインするとあっという間に時間が溶け、睡眠不足の日々が続いております。これまではリアルな麻雀オンリーでやってきましたが、麻雀打ち同士、お互いになかなか時間が合わず、年に数回卓を囲む程度で消化不良のところもあったので、友人の勧めで雀魂をおっぱじめたとたん、凝り性の私は一発でハマってしまったというわけです。

 やり始めて1か月、割とトントン拍子で雀豪になれましたのでここらで感想を述べたいと思います。私は4人麻雀の東風戦しかやってないので半荘戦のことは分からない分からないという点、ご了承ください。

 まず初心時代、銅の間で驚いたのが役無し裸単騎テンパイです。大明槓からドラをモロ乗せ、喰いタンかと思わせといて最後に1筒チーにゃの裸単騎にはおったまげました。忘れもしません、1戦目です。そんなストロングスタイルの相手に正攻法の私は勝てるはずもなくベタ降りしてしまったすっとこどっこいな私は3着フィニッシュ。ネット麻雀の恐ろしさを思い知らされました。それ以外にも、これまで打つのが遅いなぁ、と思っていた相手が急に秒で打ち出し、実は強い人?と思ったら何のことはない、落ちてツモ切りマシーン化しただけだったり、オーラスで思いっきりラス確の1000点を上がってきたりと私がこれまで培ってきた麻雀の常識を木っ端微塵にぶち壊してくれました。もちろんそれなりに強い人も混じっているようで玉石混交。楽しく麻雀を打つには持ってこいなのが銅の間であり、いい思い出になりました。もう入れないのがちょっと残念です。

 続いて雀士時代、初心から雀士までは麻雀のルールさえ知っていればすぐに上がれます。雀士になると銀の間に行けるので専らそこで打つことになりました。銀の間はレベルが上がっていて役無し裸単騎など意味不明電波打ちの方は皆無、それなりに麻雀を知っていないと勝ちあがれません。ここで私は、雀士から次の雀傑にいくまでかなりのポイントが必要でラスを食ったら痛い目に合うということを覚えました。また、連続で負けるとコインがなくなってしまって銀の間で打つことができず、仕方なく銅の間で打つこともありました。銀の間には雀士だけど強い人も結構いますし、上の段位の雀傑とも対戦するので、なかなかどうして緊張感のある麻雀が楽しめます。まじめにやらなきゃ刈られる、それが銀の間だと思います。

 雀傑時代、金の間に初めて入ったときに、対面が親の小四喜・字一色96000点を下家から上がりまして、あーこれは牌操作やってんな、とそのときは感じてしまいました。金の間はレベルが上がっているのですが、銀の間と違って東風戦の参加人数が少なく、みんな半荘戦をやっているようです。なんで?それと中国人と思われる名前の人たちとのマッチングが多くなります。初手からポンいーはー、ツーいーはーと手配を晒す晒す。あっという間にテンパイして上がりを拾っていく独特のスタイルです。私は基本的に面前派で、それまでは副露率が15%ほどだったのですが、適切に鳴いていかないと間に合わないなと思い、鳴きをを学びました。

 雀傑★のときは、けっこう負けてコインがなくなり、仕方なく銀の間で打つこともありました。★★になるころには鳴き麻雀にもある程度慣れてきて、互角以上の勝負ができるようになりました。上の段位の雀豪との対戦もあり、バラエティー豊かで様々な局面に対応できる応用力が必要だと感じました。ただ、リーチに関しては何も考えずベタ降りしてくる人も多くて、テンパイ即リー全ツッパが割と通用する場面も多かったです。

 牌操作があるというXのポストを見たことがあるのですが、400回以上東風戦をやってきて、それはたぶんないだろうなと思っています。確かに違和感はあるのですが、手積みから全自動雀卓に変わったときにも同じように山に違和感があったので、そんなもんかなと思っています。また、段位の差ですが巷でいわれているほど雀士、雀傑、雀豪で実力に大きな差はないように感じました。寧ろ個人差の方が大きく、雀士で強いなと感じることもあれば、雀豪でもあれ?という人もいたりしてばらつきが大きいです。雀豪以降は段位を上げるために必要なポイントがかなり大きく、それなりに打ち込まなければならないので、必然的に実力が上がり、結果として実力差はなくなっていくだろうと思いました。

 ということでここ1か月、さすがに雀魂で遊びすぎたので、少し控えて仕事をします。

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