なぜタバコを吸うとうんこがしたくなるのか?

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私は朝、うんこが出ます。

朝ご飯は食べません。朝起きて、コップ一杯の青汁牛乳を飲み、コップ一杯の水道水を飲んで、タバコを吸うのが習慣で、その直後、必ずうんこが出ます。100%です。起きて10分以内の出来事です。タバコ吸うと、なぜかうんこがしたくなるのです。

毎朝快便、便秘とは無縁の生活です。ただ、ほぼ毎日、私と同じものを食べているはずの妻が便秘です。違いはタバコくらい。そんな妻を見て、私の朝のうんこは、もしかしたらタバコが関係しているのでは、と思ったのでちょっと調べてみました。

快便の原因

まず、なぜ私はうんこが出るのか、ということを調べたところ、腸が狭まったり広がったりする動きによってうんこが押し出されるということが分かりました。これをぜん動運動といいます。

では、腸のぜん動運動は、どうやったら起きるのか、それには自律神経が大きく関わっています。

自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。交感神経が優位な時間帯は体が活動的になり、副交感神経が優位な時は、心身がリラックスした状態になります。

活動神経である交感神経が優位な時は、腸のぜん動運動は停滞します。逆に、リラックス神経である副交感神経が優位な時はぜん動運動を活発になります。

腸の動きとストレスには、密接な関係があります。

人がストレスを感じると交感神経が優位になります。腸のぜん動運動を支配しているのは副交感神経ですので、ストレスが溜まると腸の動きが鈍くなり便秘を引き起こします。便秘を解消するにはストレスを溜めないということが大切ということです。

つまり快便の私は、朝リラックスしていて、腸のぜん動運動が活発、ということですね。

リラックス状態 → 腸のぜん動運動が起こる → うんこが出る

タバコを吸うと、うんこがしたくなるのはなぜか?

タバコを吸うと肺からニコチンが取り込まれます。ニコチンは脳内にあるニコチン性アセチルコリン受容体に結合し、ドーパミン(やる気、快楽)やセロトニン(気分の調整、食欲抑制)、アセチルコリン(覚醒、認知作業の向上)などの神経伝達物質の分泌させます。ですから、ニコチンには、興奮作用と鎮静作用があるということになります。

少量のニコチンは血管を収縮させたり、血圧を上昇させたりする交感神経を刺激しますが、大量のニコチンは、それらを抑制する働きをするようになり、副交感神経が優位となります。副交感神経が優位になるということは、腸のぜん動運動がおこり、うんこにつながります。

したがって、私が朝快便なのには、タバコが大いに関係している、ということになりますよね。

  1. タバコを吸って大量のニコチンを摂取
  2. 副交感神経優位になる=リラックス状態
  3. 腸のぜん動運動が起こる
  4. うんこが出る

朝起きてコップ一杯の水を飲むという私の習慣ですが、これも副交感神経の働きが高めるそうで、快便に一役買ってくれています。

また、ごはんを食べた直後は交感神経の働きが高まり、その後は副交感神経が働いて胃腸を活発に動かして消化吸収を促すそうです。食事をするたびに、腸のぜん動運動が起こるので、昼うんこ、夜うんこの人がいるのも納得です。

タバコを吸ってうんこ、のデメリット

タバコを吸って、ニコチンをいつも取り入れていると、ドーパミンやセロトニンなどの神経伝達物質の分泌がニコチン任せとなってしまい、自力で自律神経の調節ができなくなるかもしれません。つまり、ニコチンがないと、自分の力ではうんこができなくなるかもしれないということです。

タバコの力でうんこをしていると、自力うんこができなくなるかもしれない。

以上、タバコを吸うとうんこがしたくなるということには、ちゃんと理由がありました。そして、タバコを吸うことによるデメリットも理解できました。

「タバコは百害あって一利なし」

タバコを吸ったらうんこが出るので、一利くらいになるのでは、と思ったのですが、そうでもないようですね…。

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