行政書士と著作権の関わり

行政書士

「著作権と行政書士って
 なんか関係あるの?」

こんにちは。

わたしは、福井県福井市で
行政書士をしています。

今回は、行政書士と著作権の
関わりについて、
みていきたいと思います。

行政書士の著作権業務で
主なものは以下とおりです。

■ライセンス契約書作成支援
■著作権者不明等の場合の裁定申請
■著作権登録申請
■著作権管理事業者登録申請

著作権とは?

著作権とは、自分の作品を
勝手に利用されない権利のことです。

つまり、利用したいものが
他人の著作物であれば
許可を取ることが必要だと
いうことです。

※著作物とは、頭の中で考えたり
 感じたりしたものを自分なりに
 表現したもののことです。

ライセンス契約書

ライセンス契約とは、自分が持っている
特許や商標、著作権、ノウハウなどを
他人に使用させる代わりに
使用料をもらうための契約のことです。

インストール後に利用規約が表示され、
ユーザーが「同意する」ボタンを
クリックすることで使えるようになる
ソフトやアプリもライセンス契約です。

他の事例で言うと、ソシャゲの
ドラゴンボールZドッカンバトルが
あります。

ライセンス契約により170 以上の
国と地域で配信を行い、
累計3億5千万ダウンロードを
達成しているモバイルゲームです。

ライセンス契約を結ぶことで、
複数の権利関係者との交渉を円滑に行い、
海外への同時展開や現地情報の活用をし、
世界的な人気を獲得ことも可能です。

日本のライセンスビジネス市場
2.5兆円のうち、キャラクター分野は
1.6兆円と高い割合を占めています。

行政書士は、成長著しい
著作権ビジネス分野において
ライセンス契約書の作成支援を
することで携わることができます。

著作権者不明等の場合の裁定申請

他人の著作物を利用する場合には,
権利者の許可が必要となりますが,
著作権の権利者が分からなくて
許可が取れない場合もあります。

その場合は,文化庁長官の
裁定制度を利用することができます。

著作権者不明等の場合の裁定制度

著作権登録申請

著作権関係の法律事実を公示したり,
あるいは著作権が移転した場合の
取引の安全を確保するなどのために
著作権を登録することができます。

尚、著作権は著作物を創作した時点で
自動的に発生し,著作権の取得のために
何の手続も必要ありません。

著作権法上の登録制度は,
権利取得のためのものではありません。

著作権登録制度

著作権管理事業者登録申請

著作権の管理を業として行うもの、
つまり他人の著作権を預かって
商売を行ったりするものは、
文化庁に事業を登録する必要があります。

著作権管理事業について

行政書士は、著作権管理事業者登録申請の
ための書類作成等のお手伝いができます。

著作権登録申請書等

ビジネス実務、日常生活において
著作権及びそれに関連する知識の
必要性はますます高まっています。

最低限の知識を身に着けて
おくとよいでしょう。

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