ニセ社労士・ニセ行政書士とは?

行政書士

とあることで社労士について
調べていたら、ニセ社労士なる
単語が引っかかってきました。

「ニセ社労士」

グーグルで検索すると、
なんと83万件がヒットします。

トップページには都道府県社労士会の
注意喚起であふれていました。

ニセ社労士ってそんなにいるの…?

おそらくコロナ禍の影響だろうと
思いますが、

どうやら社労士でもないのに
社労士を名乗って助成金申請をするなどし、
荒稼ぎする輩が多いようです。

アウトソーシング会社が
雇用保険や年度更新の手続を行う
と申し出てきたり、

経営コンサルティング会社が
厚労省が管轄する雇用関係助成金の
手続を行うと申し出てきたり…

これが社労士の独占業務だとは
知らない経営者の方も多いでしょうから、
お願いしてしまうケースは多発する
と思います。

労務管理士などともっともらしい
肩書きで社労士業務を申し出る
こともあるようです。

実務において会員証の提示を
求められることもあまりないのかも
しれません。

このような人たちは、
何か問題が起こった時に責任を
取ってくれるわけではないので、
十分に注意が必要です。

ニセ社労士が流行っているということは、
もしや行政書士にもあるのでは…?

ということで、ニセ行政書士で
ググってみました。

すると2.7万件がヒット。

社労士よりも偽物の件数は少ないようで、
行政書士はニセモノからは
おいしくないと思われていのでしょうか…

コロナ禍のように、簡単な書類で
高額な補助金や給付金を
受けることができる状況では、
ニセ社労士が出回るのも
無理はないのかもしれません。

ニセ社労士やニセ行政書士に
引っかからないために、
ニセモノを見極める
簡単な方法をお教えします。

国家資格者である社会保険労務士は、
全国社会保険労務士会連合会が
発行する「社会保険労務士証票」と、

所属する都道府県社会保険労務士会が
発行する「社会保険労務士会会員証」を
必ず携帯しています。

ニセ社労士かどうか疑わしい場合は、
相談する際に確認するように
しましょう。

行政書士の場合も同様です。

ニセ行政書士を見極めるには、
行政書士証票を確認するのが確実です。

行政書士は行政書士証票を
携帯することが義務付けられているので、
何か業務を依頼するときは
とりあえず提示してもらうことを
オススメします。