行政書士の半分は脱落する?

実務

今は、インターネットの時代です。

情報があふれ、申請書類の簡素化が進み、
各種契約書や定款の書式などは
誰でも見ることができます。

許認可に係る役所のマニュアルは
細かくて、丁寧で、分かりやすく、
専門書を買って読むより
よっぽど充実しています。

YouTubeなどでは、
詳しく丁寧に、書類作成の仕方などが
解説されています。

ですから、実際に本人が書類を作成し、
役場などで申請を行うことも
増えてるでしょう。

行政書士を含む「代書業」は
これから厳しい淘汰の時代に
入ると思います。

行政書士のウリである「知識」の価値は、
インターネットの普及によって
ダダ下がり。

行政書士の商品である「書類」は、
パソコンソフトなどによって
一般の人でも早く正確に
作成できるようになりました。

ぶっちゃけ行政書士の仕事は、
事実を整理してテンプレに
落とし込むだけであり、

これらは全て、オンラインに
置き換え可能です。

今でさえ、開業した人の半分近くは
行政書士単体では十分な売り上げを
上げることができないでいます。

行政書士は、
看板を出せば仕事が来るという
仕事ではありません。

難関国家資格による独立であっても
ビジネスである以上は
マーケティングや経営について考え、
勉強する必要があるのです。

「行政書士の半分は脱落する」

そういっても
過言ではないのかもしれません。

このような状況を踏まえると、
行政書士はお先真っ暗というのは
ある意味まちがっていないわけです。

それでも、

私は、行政書士の未来は
明るいと思います。

怪しい自己啓発本にありがちな、
単なるポジティブシンキングでは
ありません。

たとえば、国の補助金のマニュアルには
こんなふうに丁寧に書かれています。

ー---------
補助対象経費は、電子商取引を行う場合でも
”証拠資料等によって金額が確認できる経費”
のみが対象となります。
ー---------

・・・分かります?

最も基本的な補助金の手引書ですが、
PDF全78ページわたって、
上のような丁寧な説明がびっしりと
書かれています。

ほとんどの人は読めない、
いや、読みたくない。

読まずに補助金がもらえるのなら、
分かる人に手続してもらって、
その分の手数料は払う。

こんな人が多いのではないでしょうか。

私は、情報が無料で手に入るからこそ、
行政書士の仕事は増えると思います。

そもそも、

行政書士はいったい何をやっているか
ということすら、知らなかった人の方が
多かったのですから、

それが、インターネットにより

「ああ、行政書士って
 こういう読みにくい文章を読んで、

 私に関係ある所だけに絞って
 分かりやすく説明してくれて、

 さらに面倒くさい書類まで作って
 役所に出してくれる仕事を
 してくれる人なのね。」

ということが、一般に広がるだけでも
ビジネスチャンスは拡大していくと
私は思うのです。

行政書士は国家資格で信用があります。

法律で独占している業務もあります。

ルールなしの一般企業に比べたら
理論上は成功確率が高いです。

以上のことから考えると、
行政書士の未来は明るいということに
疑いの余地はないのではないでしょうか。

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