なんかこの人、いいかも…。
そう思ってもらうことさえできれば、どんなにすばらしいでしょうか。

異性からはチヤホヤされ、もちろん恋愛がうまくいきます。
厄介な交渉事もまとまりやすくなります。
面接には受かりやすくなるし、出世しやすくなります。
すべての人は、自分のことを好きになってもらいたいと思っています。
異性の気を引くためであり、群れから仲間外れにされないためです。

人が人を好きになる理由は何なのでしょうか?
なぜブスなあの子がモテるのでしょうか?
どうすれば、「早く」人に好きになってもらうことができるのでしょうか?
それが分かれば、人生もっと楽になると思いませんか?
好かれる人になるには、以下の3つの簡単なポイントを押さえれば大丈夫です。
- 外見
- 共通点(類似性)
- 褒める
外見
言われなくても分かってるよ!
そんな声が聞こえてきそうですが、それでも一番最初に言っとかないといけないくらい外見の影響は大きいです。
マンガでは、醜い敵よりも当然カッコいい主人公やカワイイヒロインを応援します。
そして、それと同じくらいカッコいい敵キャラや美人の女キャラもファンが多く、時には主人公の人気を凌駕したりします。

心理学で、「ハロー効果」というものがあります
たった一つ魅力的な特徴があるだけで、その人はほかにもたくさん望ましい特徴を持っていると判断してしまう効果のことです。
美男美女には才能があり、知性があり、誠実であると自動的に考えてしまうと傾向にあります。
外見的魅力の影響力をしっかりと意識することが、まずやるべきことです。
もう一つ理解しなければいけないことがあります。
それは、ほとんどの人の外見が平均的かそれ以下であるということです。
子どもの頃、イケメンやマドンナは、クラスや学年に一人いるかいないかというレベルの希少種でした。そして社会に出れば、その人たちですら平均レベルの外見だったことに気づいたはずです。
外見の魅力は「顔」だけではないのです。
平均的な外見の人の魅力を引き上げるポイントはたった2つ。
それは、笑顔と清潔感です。
簡単で、今すぐ、誰にでもできます。
①笑顔
人は笑顔を見るとドーパミンが出ます。
快楽をもたらす脳内麻薬です。
あなたの笑顔が快楽につながり、またあなたの笑顔が見たくなります。

不安なことや辛いことがあると、つい笑顔を忘れがちになります。
それでも笑ってください。
だまされたと思ってやってみてほしいです。
笑う門には、必ず福が来ます。
②清潔感

散髪に行きましょう。
顔を洗って目やにを取りましょう。
メガネの油をふき取りましょう。
伸びた眉毛と鼻毛は切りましょう。
ひげは剃りましょう。
歯を磨きましょう。

服は洗濯しましょう。
破れたり黄ばんだりした服は捨てましょう。
自分の体形に合った服を着ましょう。
制汗スプレーで体臭を抑えましょう。
靴下をはきましょう。
靴はきれいに磨きましょう。
ちゃんとお風呂に入りましょう。
そして、ちょっとだけでいいのでダイエットしましょう。
共通点(類似性)
人は、自分に似ている人を好みます。

不良の友達は不良であり、勉強のできるオタクではありません。
共通点がありさえすれば、人はその人を好きになるので、意見が似ていてもいいですし、単に出身が同じとか、釣りが趣味など些細なことで構わないのです。
心理学の実験で、郵送によるアンケート調査をするときに送り主の名前を受取人の名前にちょっとだけ似せると調査に応じる人が増加したという結果が出ました。たとえば、シンシアさんはシンディさんからの調査依頼に応じやすくなったという具合です。「シン」が似ているというだけで協力的な姿勢が得られるのはすごくないですか?
営業の人なら経験があると思いますが、「お客様との共通点を見つけろ」と指導を受けます。
共通点があるとお客さんに好かれます。
これにより成約率が高まるだけでなく、成約までのスピードも早まります。
共通点をでっちあげる詐欺師もいます。
雰囲気や話すスピードを合わせるミラーリング・ペーシングなどのテクニックは、相手の深層心理に働きかけ、類似性を作り上げます。

相手との共通点を見出すことが、人の好意を効果的であることがはっきりしているからです。
褒める

デール・カーネギーは、「人を動かす」にてこのように述べています。「人をやる気にさせるには叱咤するよりも、勇気をもって褒めることだ」
一般的に、人は他人からの誉め言葉を信じ、褒めてくれる人を好みます。その称賛が真実でないときでさえも、です。
ブスを好きになるのはなぜ?

人に好かれるのは、ぜんぜん難しいことではありません。
いつも笑顔で、清潔感を意識してください。
人に会ったら共通点を見つけ、それについて話をしましょう。
いいところがあったら、ちゃんと褒めてあげてください。
継続すれば、きっとあなたは人気者です。
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