モノやサービスを売るのであれば、身だしなみを整えることが一番大切なことです。
悪徳商法マニュアルの一番最初に書かれていることは、「お客さんに好印象を与えろ」です。
悪徳だろうがなかろうが、セールスの基本は好印象を与えること、自分を売り込むこと。
その基本中の基本が身だしなみです。

テクニックなんか学んでも不潔な印象を与えてしまってはどうしようもありません。
売れないのは不景気のせいでもなければ、不細工な顔のせいでもありません。
顔が不細工な人は世の中にいっぱいいるわけで、不細工であればそれなりに気を遣うことが必要になってきます。
人は見た目で判断します。頭のてっぺんからつま先までプロ意識を詰め込みましょう。
まずは頭。髪の毛がフケだらけ、寝ぐせでボサボサではいけません。
油でテカテカでもいけません。
自然で清潔感のある髪型にしましょう。
セールスする上で、お客さんの意識が商品以外の余計なところにいくのは避けてください。
ハゲてるのに髪が長い、若くないのに茶髪みないなのはNGです。
表情は笑顔が基本です。
笑顔を見るとドーパミンが出てYESと言いやすくなると言われています。
最近はマスクをつけることが多いと思いますので、目がちゃんと笑っているかを鏡で確認するとよいです。
余分な眉毛は切っておきましょう。
マスクしているからと言って、鼻毛がニョキっと出ていてはいけません。
ちゃんと切っておきましょう。
貧乏人には唇がカサカサな人が多いそうです。
リップクリームを塗るなどして、適度に湿らせておいてください。
ひげはちゃんと剃ること。
口臭はミンティアやフリスクでケアしてください。ニンニクもりもりの食事は控えるように。
シャツは襟元に気を付けてください。黄色く汚れているのは✕。
ジャケットのシワはしっかり伸ばす、ズボンはきちんと折り目がついているというのも基本中の基本です。
革靴はピカピカに磨くこと。銀行の融資担当者は、お金を貸す人の靴を見ているというのは有名な話です。
靴下にも気を付けてください。穴が開いているのは、履いた時にすぐわかると思いますが、足の裏が薄くなって売る靴下は意外に気づきません。
用心してください。

そのほか、悪徳商法マニュアルには、さらに細かく書かれています。
細目の人はピューラーを使ってまつ毛を上げ、お目めパッチリにしろ!とか、鏡を見て「ハッハッハ」と笑う訓練をしろ!とかこめかみや鼻筋をマッサージしろ!など。

一瞬でよい印象を持たれるように努力するのは大事なことだと思います。
テクニックの前に身だしなみ、ぜひ頭に入れておいてください。
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