やりたいのは、ちょこっとDIY
DIYで、休みの日に簡単なイスを作りたい、壁に板を張って収納にしたいということであれば、本格的な道具をそろえなくても大丈夫です。
このくらい↓だったらすぐにできます。


DIYで必要なのは、インパクトドライバー
DIYで木と木をくっつけるのに使うのは、釘ではありません。
ビスです。ビスとはネジの先がとがっているもののことです。
木は湿気によって伸びたり縮んだりするため、釘だと抜けてしまいます。ビスは、らせん状の溝がありますので引っかかって抜けません。だからビスを使います。
ビスを木に打ち込むのにはドライバーが必要なのですが、手で回すととても疲れて、やる気がなくなります。だから電気の力でビスを打ち込める道具を買う必要があります。
電気の力でビスを打ち込む道具は、電動ドライバーとインパクトドライバーがあります。
下の写真の左がインパクトドライバー、右が電動ドライバー。
先っぽの形が違います。
DIYで必要なのは、インパクトドライバーです。間違えないようにしましょう!

インパクトドライバー → 回して押し込む力が強力な電動ドライバーのこと
インパクトドライバーとは、電動ドライバーの中でも、回して押し込む力が強いやつ、です。
ビスは奥に入れば入るほど強い力が必要になります。電動ドライバーだと最後の最後押し込む力が足りなくて、木と木の間にちょっと隙間ができたり、力を入れすぎて壊れてしまうこともあります。
特に壁付の収納などを作りたい場合は、インパクトドライバーでがっちりと止めてあげる必要があります。
ちなみに、電動ドライバーはいつ使うの?
電動ドライバーは、本棚などの家具を組み立てたりするのに便利です。インパクトドライバーだと、最後の締め付けが強すぎて、家具を傷めてしまいます。
プラスチックのコンセントプレートなどを取り付けるときも電動ドライバーを使います。やはり、インパクトドライバーでは強すぎるためです。
ドライバー&ドリルピットも準備しよう
ドライバー&ドリルピットとは、インパクトドライバーの先っぽにつけるものです。

ドライバー&ドリルピット
必ずドリルがセットになっているものを選ぶこと。
プラスドライバーのほかに、ドリルもセットになっているものが必要です。
ドリルは、気にビスを打ち込む前に、下穴を開けるために使います。
下穴は、ビスがまっすぐスムーズに入っていくようにするためにビスを打ち込む位置に事前に穴を開けておくことです。ビスの長さの半分くらい開けておけば十分です。下穴をあけておけば、木が割れにくくもなります。
ビスの長さは?
ビス先端から1/3~半分ほどが、くっつけたい木に入ればOKです。
それに合う長さのビスを買いましょう。
ビスは、140本くらい入っていて400円ほどです。
インパクトドライバー、どれを選べばいいの?
「インパクトドライバー、どれを選べばいいのか分からない!!」
インパクトドライバーは、数千円から高いと数万円もするものまであり、どれを選べばいいのかわからなくなってしまいがちです。
ホームセンターに行くといっぱい情報が書かれていますが、初心者が見るべきポイントは3つです。
1 電圧
初心者が見るべきポイントの一つ目が「電圧」です。10.8V、14.4V、18V、36Vなどがあります。
DIY用であれば、10Vか14.4Vを選びましょう。オススメは14.4Vです。ちょっとした小屋くらいなら十分作れます。
18V、36Vはプロ仕様です。DIYでは必要ありません。
トルクは気にしなくてOKです。十分な強さがあります。
2 バッテリー
予備が無くてもひとつあれば十分です。
コードタイプのものは、DIYのときに足を引っかけて転んだりするので危ないです。
コードレスにしましょう。
3 メーカー
マキタ、リョービ、ボッシュ、ハイコーキというメーカーが有名です。
どこでも問題ありません。
さあ、DIYをはじめよう!
ホームセンターでは、木は寸法に合わせてカットしてくれます。6フィート(約180センチ)のツーバイフォー材が500円ほど、カット1回50円ほどですので利用しましょう。初心者DIYに、のこぎりは不要です。釘は使わないので金づちも不要です。
インパクトドライバーとドライバー&ドリルピット、ビスをホームセンターで買ってくれば、何でも作れます。
インパクトドライバーとドライバー&ドリルピット、どれを買えばいいかわからないのであれば、下のものがセットになっているのでお得です。
インパクトドライバーでちょこっとDIYライフ、楽しんでみてください!
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